みなさん、今日も謎を解いていますか?
2024年1月に配信開始した、逆転裁判456をプレイしました。
「異議あり!」を世に知らしめた、あの人気シリーズです。
半年以上リリースを待っていたので、ようやくプレイできる喜び。
初見プレイを大事にしたいので、ネタバレを回避しながら生きてきました。
その甲斐あり、最初の話から新鮮な王泥...おどろきを得ることができました。なるほど、いいストーリーです。
ゲーム概要
有栖川は、逆転裁判123をプレイ済みの状態かつ、456の事前情報は何も入れずに準備万端。
- タイトル:逆転裁判456 王泥喜セレクション
- 設定:新米弁護士・王泥喜とゆかいな仲間たちの前に立ちはだかる難事件と暗い過去。真実を暴き、元気よく「異議あり!」と叫ぼう。
- ジャンル:謎解き×シミュレーション×アドベンチャー
- クリア条件:全章を終わらせること。
- プレイ時間:50時間。
- ハード: Nintendo Switch
- メーカー:カプコン
- 公式サイト:
ゲームシステム
逆転裁判123にはなかった、新システムについての感想。
行動心理学「みぬく」システム
人間はウソをつくとき、表情やしぐさに現れる。それを暴こうというシステムが登場!
いろんなパターンを作ってくれているので、推理がマンネリになることがない。
『ライ・トゥ・ミー』や『クリミナル・マインド』で履修したことがある有栖川としては、とても楽しいシステムだった。
洋ドラで憧れてきた「カガク捜査」
『CSI:』シリーズで履修したことがある有栖川としては、『逆転裁判123』のときのカガク捜査の方が好きだった。
指紋採取では、対象オブジェクトの面積が大きすぎて、ぐるんぐるんカメラワークを回転させても見つけにくいのが難点。
「ココロスコープ」あるいはサイコパス判定機
証言や状況と矛盾する感情を探せ!というシステムなのだが、有栖川との相性は悪い。
あるパターンであまりにも正解がわからないため、そのまま狂って人間の感情がわからないモンスターになりそうだった。
「カンジョウッテ ナニ・・・ドウシテ メカラ ミズガ・・・」
地味にこわい「霊媒ビジョン」
亡くなった被害者が「最期に見た景色」を、五感とともに再現するシステム。
一人称視点がホラーゲームを思わせるのと、最期の瞬間をていねいに映すので、怖かった。
ゲームの都合上、絶対に犯人の顔が映ることはない。(それはそう)
まとめ
成長には痛みを伴うと言いますが、逆裁のみんなたち、言えずに隠してた昏い過去を成長過程で背負いすぎ。
クライマックスでレモン流れてくるやつ。
有栖川が大人になった今だからこそ思うのですが、子供が大人に搾取されているのを見るのはつらい。
フィクションとはわかっているけど、こんなに毎話、未成年が大人に搾取されている事件と向き合わなくてはいけないことが、つらかった。
『逆転裁判123』はここまで「子供たちの話」が多くなかったと思うので、意図的なんでしょうか。
霊媒関連の話は、ぜひTRICKの山田&上田コンビに乗り込んでいただいて、まるっとお見通ししてほしかった。
山田「霊媒師が納める国?なんで私が。そんなのお前一人で行けばいいだろ」
上田「そうか。Youはきっと"始祖の秘宝"に興味があると思ったんだがな」
山田「秘宝だと……。いつ出発しますか、上田さん。」
みたいな。
どんでん返し&どんでん返しな展開は、さすが逆転裁判という感じで、推理していく過程は楽しかった。
でも、子供を搾取する大人ども。てめーらだけは絶対許さねえ!!
王泥喜をはじめとするみんなには、絶対に幸せになってほしい!
と願いながら、各事件を乗り越えた有栖川であった。