有栖川リドルのイギリス生活〜世界のどこにいても謎解きがしたい〜

謎解き部UK支部・有栖川リドルによる、脱出ゲーム・推理ゲームの活動記録。イギリス生活の日記・雑記。

『アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』でアメリカンキッズの夏休みを擬似体験した

ごきげんよう。謎解き部 UK支部の、有栖川リドルです。

みなさん、今日も謎を解いていますか?

2024年1月に配信された『アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』をプレイしました。

『ウィッシュ・ルーム 天使の記憶』『ラスト・ウィンドウ 真夜中の約束』を制作したCINGが手がけたゲーム。

この2作品はプレイしたことがあるのですが、アナザーコードは完全初見だったので、配信を楽しみにしていました。

ゲーム概要

金崎泰輔さんのキャラデザが光る、ガールミーツボーイなお話。

CING作品は、どこか切なさとか侘しさがあるストーリーと、いつもナイスミドルなイケオジが出てくるところが良いです。

  • タイトルアナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉
  • 設定(2つの記憶):幼い頃に両親を亡くした13歳の少女・アシュレイ。ある日、死んだはずの父から手紙が届き、父が待つという島へ行くことに。そこには大きな屋敷があり、父の行方と屋敷の謎に迫る。
  • 設定(記憶の扉):16歳になったアシュレイは、自然豊かな湖畔を訪れていた。ここで様々な人と出会い、とある事件の真相と、亡き母の面影を探すことになる。
  • ジャンル:謎解き×アドベンチャー
  • クリア条件:全話クリア。コンプ要素あり。
  • ハードNintendo Switch
  • 運営会社CING
  • Nintendoサイト

store-jp.nintendo.com

ゲームシステム

目新しいシステムはなかったと思うが、どういう謎解き要素があるかをまとめておく。

探索して手がかりを集めよう

『2つの記憶』の方は、島と洋館というミステリーとしては極上の舞台を探索することになる。

洋館はどこをモデルにしたんだろう。くまなく内覧しましたが、いい家でした。

かなり広いマップで、屋敷の醍醐味である隠し部屋があったりと、探索が本当に楽しかった。

『記憶の扉』の方は、ザ・アメリカンな湖畔のキャンプ場が舞台。

2作品とも、ホラーゲームのマップとしても最高なロケーションよな。

謎解き要素

探索マップの要所要所に、様々なしかけがあり、その謎を解いていく。

難易度は、小学生でも詰むことはないくらいのレベル。

なので、有栖川としては物足りなかった。

キャラクターボイス

日本語ボイスが苦手だったので、英語ボイスを選んだ。

アメリカンキッズたちの会話にリアルさが出て良かった。

まとめ

2つのソフトをまとめてくれた版なので、全体のボリューム感は満足でした。

もし有栖川が10代の学生で、学校が休みの時期に『アナザーコード』をプレイしていたら、ひと夏の思い出として大人になってもずっと覚えてるタイプのゲームだった。

ホラーゲームのフィールドにも適用できそうな、すばらしい洋館が出てきてテンション上がった!

(有栖川は建築が好きで、ディズニーのホーンテッドマンションの間取りに興奮するタイプ)

ストーリーはしっかりと構成されている。

2作品を通して、両親の謎をじっくりとほりさげる内容で満足しました。

有栖川としては、アメリカンキッズの冒険と成長物語よりも、ハードボイルド全開な『ウィッシュ・ルーム』シリーズの方が好み。

アナザーコード』内にカイル・ハイドの名前が出てきてびっくりした。

そういうリンクの仕方なんですね。ファンには嬉しい要素。

ぜひカイル・ハイド氏シリーズもリメイクしてほしい!ずっと待っています。