ごきげんよう。謎解き部 UK支部の、有栖川リドルです。
みなさん、今日も謎を解いていますか?
2024年1月に日本で、東京ミステリーサーカスの「『貞子 呪いのビデオからの脱出』怖くないVer. 」に参加してきました。
年末年始は日本に一時帰国していたのですが、計5回も脱出ゲームに行ってしまった。
(記事タイトルをご覧ください。これは3/5です。)
謎解き部の友人に付き合ってもらって、1日で2ヶ所の脱出ゲームをハシゴしちゃった。最高。
ゲーム概要
怖くないVer.だけど、ところどころ怖かった。わかっていても、怖いものは怖い。
あと、人間の「怖いもの見たさ」の心理についても考えさせられた。
怖いとわかっているのに、見たくなってしまう。どうして。
- タイトル:『貞子 呪いのビデオからの脱出』怖くないVer.
- テーマ:リング。貞子。ホラー
- 設定: 通常Ver.だと怖いという弱き心の者のために、怖くないVer.があるよ。場内は明るく、ポップな曲が流れているよ。「この先、貞子が出てくるよ」などの注意書きが、事前に教えてくれるよ。これでもう怖くないね。
- ジャンル:謎解き×脱出ゲーム×没入型×ホラー
- チーム編成:2名。(謎解き部の友人と)
- クリア条件:30分以内に部屋から脱出せよ。
- 結果:クリア失敗。
- 場所:新宿
- 運営会社: SCRAP
- 公式サイト:
ゲームシステム
受付で申し込み参加してるときは、「制限時間30分って短すぎぃ」とか余裕ぶっこいてましたが、もし通常Ver.だとしたら30分が永遠に感じられたと思う。
怖くないver.で照明が明るくても、セットの作り込みがなかなか雰囲気あって怖い。
途中で「もし暗かったら、何も探索できずに終わったな……(怖くて)」と察した。
受付・説明
受付でゲームの流れと、荷物の預け方の説明を受ける。
ドアの上にランプがついていて、入れない状態の時は、赤く光る。
入ってOKになるまで、少し待った。その間に緊張が高まる。
貞子の恐怖への刷り込みすごい。
ゲームの流れ
受付→入口→広場がつながっていて、広場はさらにいくつもの部屋とつながっている。
各部屋と広場を行き来し、謎を解いていく。
後続チームがどんどん広場に入ってくるので、バッティングすることもある。
各部屋は赤ランプが付いていたら、すでに別チームが入っているので待つ必要あり。
謎解きするときは、他のチームにネタバレにならないように配慮する必要あり。
「このドア開けたくね〜」という嫌な感じのするドアがいっぱいあった。
ヒント・解説
ヒントなしだったかな。ノーヒントでクリアできた!と思ったら、最後のひっかけ問題で見事「脱出失敗」と貞子に告げられる。
ゲーム終了後にもらえるQRコードから、解説が見られた。
解説を見ると、悔しいけど「そういうことか」と納得。悔しいけど。
いつもSCRAPの問題とは相性が悪い、チーム有栖川。
貞子のファンサあり
怖くないver.の貞子は、人間に優しいので、つかず離れず寡黙に応援してくれる。
声を発することはないので、カンペみたいなスケッチブックを見せてくる。銀魂のエリザベスと同じ仕組み。
ペンライトでオタ芸を踊る貞子、うちわで「がんばって♡」と応援してくれる貞子。
いろんな貞子と交流を深めることができた。
脱出の成功・失敗判定のときが、一番近くで貞子に会える。
「怖い演出みたい?」と聞かれて、せっかくだし怖いのもらっとこう、と果敢に挑むチーム有栖川。心の準備してたのに普通に怖かった。
貞子、アンタすげーわ。
まとめ
ホラーの脱出ゲームは30分で十分。
もしガチホラー演出なら、謎を解くなんて理性的な思考回路はふっ飛ぶだろう。
謎解き脱出とホラーは、かけ合わせてはいけないのでは!?
貞子役は複数人いるように見えたけど、みんなスレンダーお兄さんだった。
ガタイがいいマッチョな幽霊っていないよね、そういえば。儚げがあるのが和ホラーの雰囲気を作るひとつの要素なんだと思った。(なんの感想だろう)